ME324 下肢の3次元運動解析に基づく膝蓋腱反射応答の定量化に関する研究

講演者氏名(所属)
○大瀧 保明(山梨大学)、馬見塚 尚孝(水戸協同病院)、ファルド モハマド(日産自動車)、落合 直之(筑波大学)、猪岡 光(東北大学)、水口 義久(山梨大学)
開催日・会場
ME32 バイオメカニクス2 (E室; 10/3, 11:30-11:45)
講演要旨
叩打による膝蓋腱反射検査は,実施の容易さと障害部位特定の有用性から臨床において広く実施されている.本稿では,その検査手技の簡便さを維持しながら,臨床医が視診している運動反射そのものの特性を定量する観点から,伸張反射系を含む神経筋骨格系全体の伝達特性を同定し評価することを目的とした.健常成人男性を被験者として,叩打力をインパルスハンマーにより,下肢の運動を低拘束性の姿勢センサにより計測した.剛体リンクモデルを仮定し,叩打力と膝伸展角速度を入出力とした場合の伝達関数を推定して,その動特性を評価した.

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